TIP1.基礎体温をつける

生理前のPMS対策として、基礎体温を記録するメリットをまとめました。毎日の測定からわかること、月経時期の調べ方、基本の体温の付け方などを紹介。

基礎体温で月経や生理前のイライラ時期が分かる!

PMSの症状を和らげるための対策として、産婦人科でも最初に薦められるのが、基礎体温の記録です。毎朝、基礎体温を付けるだけで、いつ生理が来るか、自分が体調を崩しやすい時期や、逆に調子が良い時期などもハッキリと分かるようになります。

基礎体温 生理周期

こちらは、健康な女性の1ヶ月間の一般的な体温変化です。後半の高温期が続く期間を黄体期といい、人によって7~10日続いた後、体温が下がったところで生理が来ます。この中でPMSが起こるのは、生理前、約1~2週間の高温期(黄体期)。

この期間は、体がむくみやすくなったり、肌荒れ、全身疲労が起こったりなど、女性にとって最も体調を崩しやすい時期になります。一方、生理が終わった後の約1週間(低温期)は、逆に気分が明るくなり、お肌も上向きになる体調が良い時期でもあります。

このように、基礎体温を付けることで、目に見えて自分の体調を知ることができるのです。PMS改善の第一歩が「症状を認識すること」と言われているため、辛い症状を良くするためにも、基礎体温を付けることは必要なのです。

PMS対策のための基礎体温の付け方

基礎体温の測定には、普通の体温計ではなく、婦人体温計という専用の体温計を利用します。婦人体温計は薬局でも売られていて、水銀計、電子体温計、自動で体温を記憶してくれるものなど、さまざまなタイプから選べます。

測定方法は、朝起きたばかりの状態で、電子体温計なら1~3分、水銀計は約5分、口の中に入れて(舌の下)体温を測ります。より正確に測りたい人は、デジタルよりかは水銀計がおすすめ。時間はできれば毎日同じ時間帯が理想ですが、起きて活動していない状態であれば多少の誤差は大丈夫です。

体温を測ったら、専用の基礎体温表に点で書き込み、毎日続けることで体温の変化がグラフになって現れます。

PMSの見方としては、急に体温が上がってそれが数日続いたら「PMS期間」のサイン。塩分を少なめの食事に変えたり、なるべく家でゆっくり過ごすようにするなど、事前に対策も立てやすいですね。また、気持ちが落ち込みやすい人も、「今はそういう時期だからしょうがない」とグラフを見て実感できるので、それだけで気が楽になったというケースも多くあります。

基礎体温を付ける事でのさまざまなメリット

生理やPMSの予測ができることの他にも、基礎体温を付けることで以下のようなメリットがあります。

・妊娠しやすい時期が予測できる

・きちんと排卵できているかわかる

・女性ホルモンの分泌が正常かどうかわかる

・妊娠の可能性を早期に発見できる

・更年期症状の早期発見に役立つ など

事前に生理周期が分かることで妊娠しやすい時期がわかったり、排卵やホルモンの分泌が正常に行われているか、病気の早期発見にも役立ちます。また、高温期が16日以上続いた場合は、妊娠の可能性があり、いち早く検査を受けることができる点でも安心ですね。

女性にとって、基礎体温を付けるのはまさに良い事尽くめ。自分の体調を自分自身で管理するためにも、今日からでも是非はじめてみましょう。

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