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チェストベリー(チェストツリー)

PMSや生理痛対策サプリの代表成分とも言える『チェストベリー(チェストツリー)』。そもそもどんな成分なのか、期待できる効果、働き、PMSに効く理由などまとめています。

チェストベリーとは?効果と働き

チェストツリー
チェストベリーは、セイヨウニンジンボクとも呼ばれる、南ヨーロッパや地中海沿岸、西アジア地域などに自生するチェストツリーの実です。ヨーロッパでは古くから婦人病や生理痛を緩和するハーブとして親しまれてきました。

近年、ドイツで行われた研究では、チェストベリーにホルモンと似た作用があることが明らかになり、女性特有の疾患へのさまざまな効果が期待できると言われています。 女性のためのサプリで、主成分に『チェストツリー』と記載されているものがありますが、実際の成分は実であるチェストベリーから抽出されるものであり、チェストツリーはハーブとしての名前なのです。

チェストベリーの効果

  • PMS、月経痛、生理不順などの改善
  • 子宮筋腫、子宮内膜症の緩和
  • 更年期障害の緩和
  • 母乳の出を良くする など

PMS対策サプリに使われるその他の成分と比べると、チェストベリーはまさに女性特有の症状に特化した成分と言えますね。日本やアメリカでは女性用サプリの代表成分として使われる他、ドイツではPMSの治療薬としても認可されています。

チェストベリーがPMSや生理痛に効く理由

チェストベリーの女性疾患に関する研究では、以下のような報告データもあります。

  • PMS
    PMSに悩む女性1634人がチェストベリーを1日40mg摂取したところ、3ヶ月で80%以上の患者の何らかの症状が改善。
  • 月経不順
    月経不順の患者2447人がチェストベリーを5ヶ月間摂取。90%の患者の生理周期に改善が見られました。
  • 生理痛(乳房の痛み)
    定期的に胸の痛みがある女性97人に対して、チェストベリーと偽の薬を与える臨床実験を実施。チェストベリーを飲んだ人たちの一部に痛みの減少がみられました。

チェストベリーがこれらの婦人病に効果的な理由は、女性ホルモンへの働きにあります。チェストベリーから採れるエキスには、脳下垂体に直接働きかけて「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の分泌を促す働きがあると言われています。PMSや生理痛、更年期障害などの原因のひとつが、プロゲステロンの過剰な分泌と言われているため、これだけの効果が期待できるのです。

サプリ、チンキ剤、ハーブティーなど摂取方法もさまざま

チェストベリー(チェストツリー)は、錠剤やカプセル、チンキ剤、ハーブティなど、さまざまな市販の商品から摂取することができます。中でも、最も手軽で人気を集めているのが錠剤のサプリメント。

PMSの改善には、1日20~40mgを1~3ヶ月ほど続けるのがおすすめです。ただし、サプリを摂取する場合、約1~2%の人に頭痛・胃腸障害・不正出血などの症状が出る可能性もあるので注意が必要です。また、妊娠中や授乳中、婦人科系疾患がある人や、避妊薬・その他の女性ホルモンに働きかけるサプリメントとの併用も、避けた方がよいと言われています。

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